松原 健吾 氏登場!
こんにちわ。
だんだんと暖かくなってきた今日この頃、冬の刺すような寒さもとおい昔のように感じます。
で、また寒くなって春の陽気が恋しくなり‥‥忙しい季節です。
これだけ気温差ができる時期には子牛の体調も不安定になります。
あと1ヶ月経てば気温も安定して少し落ち着きますがね。
何はともあれ牛も人間も健康が一番!
ということで、3月7日(水)の出来事です。
平成17年か18年(あいまいでスイマセン)に加藤牧場で実施研修していた 松原健吾 さんが牧場へ足を運んでくれました。
加藤牧場では、
中学生の体験学習・視察・研修の受け入れ
一般(農大生含む)の研修生・視察の受け入れ
を行っています。
松原さんも地元島根県で繁殖経営を始めるにあたって、2ヶ月間を加藤牧場で過ごしました。
主に繁殖管理と哺育育成を中心に実践的に研修しました。
わざわざ島根県から遠路はるばる三重のこの地へ。
それもそのはず、3月8日(木)~3月9日(金)に岐阜県高山市にある 岐阜飛騨家畜市場 で子牛のセリが行われるからです。
松原さんは繁殖素牛(はんしょくもとうし)の買付けへやってきたわけです。
岐阜には、白清85の3・花清国など優秀な血統がたくさんいます。
それらの牛は生後10ヶ月齢ほどで市場へ出荷され、子牛のセリにかけられます。
購入された子牛は、肥育素牛か繁殖素牛として育てられます。
〇肥育素牛の場合は、18ヶ月~30ヶ月ほど肥育されてお肉になります。
〇繁殖素牛の場合は、母牛になるために栄養管理されます。
だいたい生後14ヶ月齢ぐらいになると初回の授精が行われます。
子どもが確認(受胎)されたら妊娠牛として10ヶ月の妊娠期間(人間と一緒)の後、出産へとつながっていくわけです。
松原さんは繁殖素牛を岐阜へ買付けに来る途中、わざわざ加藤牧場へ寄り道してくれたのですね。
滞在時間は短かったですが、牛についてお話できてよかったです☆
帰りの3月9日はあいにくの雨、岐阜は降ってるのかな?
島根県までの道中お気をつけてくださいね。
別れ際に、
「ホームページの更新楽しみにしているね!」
という有難いプレッシャーをかけていただきました。
今年の目標は、 「情報発信」 ですので頑張りますよ~♪♪
それではまた来週(^ ^)//
加藤牧場 加藤勝三
第4回全国肉牛事業協同組合共励会in加古川
2月28日(火) 兵庫県加古川食肉地方卸売市場にて
第4回全国肉牛事業協同組合 和牛繁殖・肥育振興委員会及び青年部枝肉共励会
が開催されました。
お肉の運動会です。
いや、お肉のコンテストか‥。
お肉のコンテストです!
お肉のコンテストに加藤牧場からも2頭出品いたしました。
結果は、 「今後も頑張っておいしいお肉を作りま賞」 でした。(うそ)
残念ながら入賞ではありませんでした。
今回は悔し紛れに撮ってきた写真をどうぞ↓↓
チャンピョンの称号です。
いつかはこんな称号手に入れたいです。
チャンピョンの枝肉です。迫力があって立派な枝肉でした。
去勢 32ヶ月令
格付 A5‐11
枝重 516㎏
北平安 - 勝忠平
チャンピョン牛を落札した 村上畜産㈱ 様へ 全国肉牛事業協同組合 理事長山氏徹 より賞状の贈呈。
電光掲示板には落札価格(2520円)の表示。相場より高値での取引になりました。
加古川市場の購買者の方々には大変感謝しております。ありがとうございました。
賞状贈呈:チャンピョン牛を飼育した ㈱日高見牧場の佐藤様
贈呈しているのは 加古川市観光協会事務局長 石原敦様(加古川市地域振興部産業振興局長)
以上ここまでが共励会の様子です。
悔し紛れついでに、こんな写真も↓↓
何だか分かりますか?
‥イスですよね。セリ場のイスなんですが、なんとヒーター付きの座布団(マットかな)が各イスにセットされています。
何てことないと思うかもしれませんが、セリ場はヒンヤリと寒くこのヒーターの暖かさが身に染みます。
商い(あきない)の精神ですね。こんなところにも気遣いが感じられ心が温かくなりました。
最後は集合写真です↓↓
本当はもっといっぱいいましたが、最後まで残れた人たちだけでパシャリです。
来年はもっとイイ牛を育ててチャンピョンを狙います?
加古川の食肉市場にも機会を作って加藤牧場牛を出荷できるように頑張りたいですね。
それでは‥・。
全国肉牛事業協同組合 青年部 加藤勝三